190226 慰安婦問題 国連で訴え 韓国外相「被害者視点欠く」

Category : 慰安婦
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'19/02/26付北海道新聞朝刊7面の記事

慰安婦問題 国連で訴え
韓国外相「被害者視点欠く」


【ジュネーブ共同】国連人権理事会の通常会期が25日、ジュネーブで開幕した。

韓国の康京和外相は演説で、戦時下の性暴力に関して旧日本軍の従軍慰安婦問題に言及、日韓双方の取り組みは「被害者中心の視点を欠いていた」と強調し、未解決との認識を改めて示した。

2015年の日韓合意で解決済みとする日本政府が反発する可能性がある。




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康氏は、歴史的事実に基づき元慰安婦らの気持ちを踏まえながら支援していくとし「彼女たちの経験を失わないように次世代に伝えていく」と話した。

また1月に92歳で死去した元慰安婦の金福童さんに触れ、昨年、紛争下の性暴力と闘うイラク人女性らがノーベル平和賞を受賞したことは「病床にあったおばあさんを喜ばせた」と述べた。

韓国は歴史認識問題を巡り人権外交の場で自国の主張をアピールする姿勢を強めている。

康氏は昨年の理事会の演説でも日韓合意では問題の解決には不十分だとの認識を示し、日本側が抗議した。




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また、国連のグテレス事務総長は冒頭演説で「今も無数の女性が危険や暴力に直面している」と紛争化の性暴力やセクハラを非難した。

性被害を訴える「#MeToo」(「私も」の意)運動に触れ、「人権と社会正義のための力強い動きだ」と称賛した。

会期は3月22日まで。

26日にはベネズエラのアレアサ外相が演説予定だが、欧州各国はボイコットする構えを見せている。



190525-190226慰安婦問題国連で訴え



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