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'14/08/05の朝日新聞 読者の疑問に答えます 「済州島で連行」証言 2-2

Category : 朝日新聞
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'14/08/05の朝日新聞 「済州島で連行」証言 2-2

今年4〜5月、済州島内で70代後半〜90代の計約40人に話を聞いたが、強制連行したという吉田氏の記述を裏付ける証言は得られなかった。
干し魚の製造工場から数十人の女性を連れ去ったとされる北西部の町。
魚を扱う工場は村で一つしかなく、経営に携わった地元男性(故人)の息子は「作っていたのは缶詰のみ。父から女性従業員が連れ去られたという話は聞いたことがない」と語った。
「かやぶき」と記された工場の屋根は、韓国の当時の水産事業を研究する立命館大の河原典史教授(歴史地理学)が入手した当時の様子を記録した映像資料によると、トタンぶきとかわらぶきだった。


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93年6月に、吉田氏の著書をもとに済州島を調べたという韓国挺身隊研究所元研究員の姜貞淑カンジョンスクさんは「数カ所でそれぞれ数人の老人から話を聞いたが、記述にあるような証言は出なかった」と語った。

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吉田氏は著書で、43年5月に西部軍の動員命令で済州島に行き、その命令書の中身を記したものが妻(故人)の日記に残っていると書いていた。
しかし、今回、吉田氏の長男(64)に取材しところ、妻は日記をつけていなかったことがわかった。
吉田氏は00年7月に死去したという。


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吉田氏は93年5月、吉見義明・中央大教授らと面会した際、「(強制連行した)日時や場所を変えた場合もある」と説明した上、動員命令書を写した日記の提示も拒んだといい、吉見氏は「証言としては使えないと確認するしかなかった」と指摘している=注①
注① 吉見義明・川田文子編「『従軍慰安婦』をめぐる30のウソと真実」(大月書店、1997年)

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戦時中の朝鮮半島の動員に詳しい外村大・東京大准教授は、吉田氏が所属していたという労務報国会は厚生省と内務省の指示で作られた組織だとし、「指揮系統からして軍が動員命令を出すことも、職員が直接朝鮮に出向くことも考えづらい」と話す。

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吉田氏はまた、強制連行したとする43年5月当時、済州島は「陸軍部隊本部」が「軍政を敷いていた」と説明していた。
この点について、永井和・京都大教授(日本近現代史)は旧陸軍の資料から、済州島に陸軍の大部隊が集結するのは45年4月以降だと指摘。
「記述内容は事実とは考えられない」と話した。


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読者の皆さまへ
吉田氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します。
当時、虚偽の証言を見抜けませんでした
済州島を再取材しましたが、証言を裏付ける話は得られませんでした。
研究者への取材でも証言の核心部分についての矛盾がいくつも明らかになりました。


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・82年9月2日の大阪本社版朝刊社会面初掲載。
・92年4月30日、産経新聞は朝刊で、秦郁彦氏による済州島での調査結果を元に証言に疑問を投げかける記事を掲載。
・93年5月、吉見義明・中央大教授は吉田氏と面会した際、「(強制連行した)日時や場所を変えた場合もある」と説明した上、動員命令書を写した日記の提示も拒否、吉見氏は「証言としては使えないと確認するしかなかった」と指摘。
・93年6月に、韓国挺身隊研究所元研究員の姜貞淑カンジョンスクさんは吉田氏の著書をもとに済州島を調べ「数カ所でそれぞれ数人の老人から話を聞いたが、記述にあるような証言は出なかった」と語った。
・97年3月31日の特集記事のための取材の際、吉田氏は東京社会部記者(57)との面会を拒否。
済州島でも取材し裏付けは得られなかったが、吉田氏の証言が虚偽だという確証がなかった。
・2014年4〜5月、済州島内で70代後半〜90代の計約40人に話を聞いたが、強制連行したという吉田氏の記述を裏付ける証言は得られなかった。
・2014年8月5日、吉田氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消す。
虚偽の証言を見抜けなかった。

90年代初めは、朝日新聞以外の他の新聞社も集会などで証言する吉田氏を記事で取り上げていた。ーと、


82年に初掲載後の10年後に吉田氏の証言が確認できないという発表があり、その4年後に朝日新聞は済州島に調査に行ったが、強制連行がなかったという証言を秦郁彦氏や姜貞淑氏は得られたが朝日新聞は得られなかった。
さらに7年後再び済州島で調査し、吉田氏の記述を裏付ける証言は得られなかったので、同年2014年記事を取り消すと発表した。
最初の掲載から32年、疑問反論が発表されてから22年が経過している。17年前に調査しているのにもかかわらず、にもだ。


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'14/08/05の朝日新聞 「済州島で連行」証言 1-2

Category : 朝日新聞
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'14/08/05の朝日新聞 「済州島で連行」証言 1-2

疑問 日本の植民地だった朝鮮で戦争中、慰安婦にするため女性を暴力を使って無理やり連れ出したと著書や集会で証言した男性がいました。
朝日新聞は80年代から90年代初めに記事で男性を取り上げましたが、証言は虚偽という指摘があります。


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裏付け得られず虚偽と判断

男性は吉田清治氏。
著書などでは日雇い労働者らを統制する組織である山口県労務報国会下関支部で動員部長をしていたと語っていた。


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朝日新聞は吉田氏について確認できただけで16回、記事にした。
初掲載は82年9月2日の大阪本社版朝刊社会面。
大阪市内での講演内容として「済州島で200人の若い朝鮮人女性を『狩り出した』」と報じた。
執筆した大阪社会部の記者(66)は「講演での話の内容は具体的かつ詳細で全く疑わなかった」と話す。


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90年代初め、他の新聞社も集会などで証言する吉田氏を記事で取り上げていた。
92年4月30日、産経新聞は朝刊で、秦郁彦氏による済州島での調査結果を元に証言に疑問を投げかける記事を掲載。
週刊誌も「『創作』の疑い」と報じ始めた。


PB083045
東京社会部の記者(53)は産經新聞の記事の掲載直後、デスクの指示で吉田氏に会い、裏付けのための関係者の紹介やデータ提供を要請したが拒まれたという。
97年3月31日の特集記事のための取材の際、吉田氏は東京社会部記者(57)との面会を拒否。
虚偽ではないかという報道があることを電話で問うと「体験をそのまま書いた」と答えた。
済州島でも取材し裏付けは得られなかったが、吉田氏の証言が虚偽だという確証がなかったため、「真偽は確認できない」と表記した。
その後、朝日新聞は吉田氏を取り上げていない。


PB083046
しかし、自民党の安倍晋三総裁が2012年11月の日本記者クラブ主催の党首討論会で「朝日新聞の誤報による吉田清治という詐欺師のような男がつくった本がまるで事実かのように日本中に伝わって問題が大きくなった」と発言。
一部の新聞や雑誌が朝日新聞批判を繰り返している。


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150322 雪どけが始まった

Category : D200
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道路脇に除雪されたかたまりは、急速に溶け出している。

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カラスに当たる陽の光も暖かそうだ。

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川辺に積もった雪も8割方溶けている。

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フキノトウが目を覚まし始めた。

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太陽の方に顔を向けている。

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新しい緑はまだ見えない。

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冬の間の餌場だったところだろうか。

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猫柳の穂が出始めている。






 150320 沖縄に米軍基地の75%があるという

Category : あれこれ
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沖縄に米軍基地の75%があるという人はどのように計算しているのか。
それを調べた人がいた。


P1020888
「米軍基地の75%が沖縄にある」は、事実上の虚偽記載である

恐るべき公民教科書、その8ーー普天間問題で思うこと、(沖縄には米軍基地の75%が集中)と記すー追加

[報道]「沖縄の米軍基地面責より北海道のほうが多い」というのは本当か

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150319 リトアニアが見る日本は

Category : あれこれ
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東京イラスト写真日記より無断借用

【東京イラスト写真日記】
http://blog.naokin.me/entry/2015/03/15/191132
100年より少し前の1906年。リトアニアで3冊の本が発刊された。タイトルは「ヤポーニア(日本)」。三部作で、それぞれ『日本今昔』『日本人の暮らし』『日本の政治構造』で構成されている。著者はステポナス・カイリースという26歳のエンジニア。


そんな昔にこんな本が発行されていたとは知らなかったし、驚きです。
無断引用し備忘録としました。


'14/08/05の朝日新聞 読者の疑問に答えます 強制連行 3-3

Category : 朝日新聞
PB083032
'14/08/05の朝日新聞 読者の疑問に答えます 強制連行 3-3

97年の特集では「本人の意思に反して慰安所にとどまることを物理的に強いられたりした場合は強制があったといえる」と結論づけた。
河野談話が発表されて以降、現在の安倍内閣も含めて歴代の政権は談話を引き継いでいる。
一方、日本軍などが慰安婦を直接連行したことを示す日本政府の公文書が見つかっていないことを根拠に、「強制連行はなかった」として、国の責任が全くなかったかのような主張を一部の政治家や識者が繰り返してきた。


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朝鮮など各地で慰安婦がどのように集められたかについては、今後も研究を続ける必要がある。
だが、問題の本質は、軍の関与がなければ成立しなかった慰安所で女性が自由を奪われ、尊厳が傷つけられたことにある。
これまで慰安婦問題を報じてきた朝日新聞の問題意識は、今も変わっていない。


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読者のみなさまへ
日本の植民地だった朝鮮や台湾では、軍の意向を受けた業者が「良い仕事がある」などとだまして多くの女性を集めることができ、軍などが組織的に人さらいのように連行した資料は見つかっていません。
一方、インドネシアなど日本軍の占領下にあった地域では、軍が現地の女性を無理やり連行したことを示す資料が確認されています。
共通するのは、女性たちが本人の意に反して慰安婦にされる強制性があったことです。


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ーとしている。

見出しに、「読者の疑問に答えます」と書いて、読者からの疑問として「強制連行はなかったのですか」との問いに、「自由を奪われた強制性あった」と答えている。


朝日新聞は、吉田清治の済州島での「慰安婦狩り」証言を強制連行の事例として書き、宮沢喜一首相の訪韓直前に社説で「挺身隊の名で勧誘または強制連行され」と書いた。

しかし、秦郁彦氏も「強制連行に近い形で徴集された」と書いている。
また、戦時中、政府は日本内地や軍占領地の炭鉱や鉱山などに朝鮮人を労働者として動員したが、在日朝鮮人の研究者が「強制連行」と呼んだのでメディア(朝日新聞)も使うようになった。
強制連行は、官憲の職権を発動した「慰安婦狩り」ないし「人さらい的連行」に限定する見解と「軍または総督府が選定した業者が、利益種、誘拐や人身売買により連行」した場合も含むという考え方が研究者の間に今もある。
だから強制連行と書いても一概に間違いとはいえない。

名乗り出た約40人の元慰安婦のうち19人に聞き取りをした結果、「軍人や軍属らによる暴力」があったと語ったのは4人で、多くは民間業者が甘い言葉で誘ったり、だまして連れて行ったりする誘拐との内容だったが、慰安婦たちは、徴集の形にかかわらず、戦場で軍隊のために自由を奪われて性行為を強いられた。
93年8月に発表された宮沢政権の河野洋平官房長官談話(河野談話)は、「強制連行」ではなく、戦場の慰安所で自由意志を奪われた「強制」性を問題とした。

河野談話の発表を受け、朝日新聞は翌日の朝刊1面で「慰安婦『強制』認め謝罪『総じて意に反した』の見出しで記事を報じたのに対し、読売、毎日、産経の各紙は、河野談話は「強制連行」を認めたと報じた。
朝日新聞だけは読者の誤解を招かないよう「強制連行」を使わなかったし、93年以降はなるべく使わないようにしてきた。

問題は、強制連行があったかどうかではなく、軍の関与がなければ成立しなかった慰安所で女性たちが本人の意に反して慰安婦にされ自由を奪われ、尊厳が傷つけられたことにあるのであって、これまで慰安婦問題を報じてきた朝日新聞の問題意識は今も変わっていないので、朝鮮など各地で慰安婦がどのように集められたかについては、今後も研究を続ける必要がある。。

150314 山崎大寒(書)・森脇啓好(写真)二人展

Category : 写真展
スクリーンショット(2015-03-11 140522)

伊藤秀五郎の詩の世界を山崎大寒(書)・森脇啓好(写真)の二人が表現する。

期 間 : 平成27年4月25日(土)〜5月31日(日) 10時〜17時
場 所 : 上野ファーム「NAYA cafe」 旭川市永山町16丁目186


スクリーンショット(2015-03-11 140504)





150313 続 キヤノン iP4700 の印刷単価 

Category : プリンター
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A4サイズ2枚モノクロ印刷単価はいくらか。
この画面は前回印刷終了時のものである。


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これは今回印刷終了時のインク量である。
印刷はA4サイズをモノクロ印刷2枚で、BCI-320PGBK を約30.3%使用した。
BCI-320PGBKは、キヤノンオンラインショップで1,008円
1008×0.3.3=305.4
305.4÷2=152.7≒153

1枚のプリント代が 153円ーーーーである。




'14/08/05の朝日新聞 読者の疑問に答えます 強制連行 2-3

Category : 朝日新聞
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'14/08/05の朝日新聞 読者の疑問に答えます 強制連行 2

朝鮮半島でどのように慰安婦が集められたかという過程は、元慰安婦が名乗り出た91年以降、その証言を通して次第に明らかになっていく。
93年2月、「韓国挺身隊問題対策協議会」は、元慰安婦約40人のうち「(信憑性に自信が持てる)」(鄭鎮星チョンジンソン・挺身隊研究会会長)19人の聞き取りを編んだ証言集を刊行。
「軍人や軍属らによる暴力」があったと語ったのは4人で、多くは民間業者が甘い言葉で誘ったり、だまして連れて行ったりする誘拐との内容だった。
慰安婦たちは、徴集の形にかかわらず、戦場で軍隊のために自由を奪われて性行為を強いられ、暴力や爆撃におびえ性病や不妊などの後遺症に苦しんだ経験を語っていた。


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93年8月に発表された宮沢政権の河野洋平官房長官談話(河野談話)は、「慰安所の生活は強制的な状況で痛ましいものだった」「募集、移送、管理等も、甘言、強圧による等、総じて本人たちの意思に反して行われた」と認めた。
関係省庁や米国立公文書館などで日本政府が行った調査では、朝鮮半島では軍の意思で組織的に有形力の行使が行われるといった「狭い意味の強制連行」は確認されなかったといい、談話は「強制連行」ではなく、戦場の慰安所で自由意志を奪われた「強制」性を問題とした。


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談話発表に先立つ7月には、ソウルの太平洋戦争犠牲者遺族会事務所で、日本政府が元慰安婦たちに聞き取りをした。
今年6月に発表された河野談話作成過程の検証チーム報告は、聞き取りの目的について、「元慰安婦に寄り添い、気持ちを深く理解する」とし、裏付け調査などを行わなかったことを指摘した。


PB072479
河野談話の発表を受け、朝日新聞は翌日の朝刊1面で「慰安婦『強制』認め謝罪『総じて意に反した』の見出しで記事を報じた。
読売、毎日、産経の各紙は、河野談話は「強制連行」を認めたと報じたが、朝日新聞は「強制連行」を使わなかった。


PB072480
官房長官への取材を担当していた政治部記者(51)は、専門家の間でも解釈が分かれていることなどから「強制連行」とせず単に「強制」という言葉を使ったのだと思う、と振り返る。
「談話や会見、それまでの取材から読み取れたのは、本人の意思に反する広い意味での強制連行を認めたということだった。しかし、強制連行という語を使うと読者の誤解を招くと考え、慎重な表現ぶりになった」


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93年以降、朝日新聞は強制連行という言葉をなるべく使わないようにしてきた。
97年春に中学教科書に慰安婦の記述が登場するのを機に、朝日新聞は同年3月31日朝刊でこの問題を特集した。
日本の植民地下で、人々が大日本帝国の「臣民」とされた朝鮮や台湾では、軍による強制連行を直接示す公的文書は見つかっていない。


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貧困や家父長制を背景に売春業者が横行し、軍が直接介入しなくても、就労詐欺や人身売買などの方法で多くの女性を集められたという。
一方、インドネシアや中国など日本軍の占領下にあった地域では、兵士が現地の女性を無理やり連行し、慰安婦にしたことを示す供述が、連合軍の戦犯裁判などの資料に記されている。
インドネシアでは現地のオランダ人も慰安婦にされた。


PB072485

'14/08/05の朝日新聞 読者の疑問に答えます 強制連行 1-3

Category : 朝日新聞
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'14/08/05の朝日新聞 読者の疑問に答えます 強制連行 1

疑問 政府は、軍隊や警察などに人さらいのように連れていかれて無理やり慰安婦にさせられた、いわゆる「強制連行」を直接裏付ける資料はないと説明しています。
強制連行はなかったのですか。


自由を奪われた強制性あった
慰安婦問題に注目が集まった1991〜92年、朝日新聞は朝鮮人慰安婦について、「強制連行された」と報じた。
吉田清治氏の済州島での「慰安婦狩り」証言(次項で説明)を強制連行の事例として紹介したほか、宮沢喜一首相の訪韓直前の92年1月12日の社説「歴史から目をそむけまい」で「(慰安婦は)『挺身隊ていしんたい』の名で勧誘または強制連行され」たと表現した。


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当時は慰安婦関係の資料発掘が進んでおらず、専門家らも裏付けを欠いたままこの語を使っていた。
秦郁彦氏も80年代半ば、朝鮮人慰安婦について「強制連行に近い形で徴集された」と記した=注①。


注①「従軍慰安婦(正続)」陸軍史研究会編「日本陸軍の本 総解説」(自由国民社、1985年)


もともと「朝鮮人強制連行」は、一般的に、日本の植民地だった朝鮮の人々を戦時中、その意思とは関係なく、政府計画に基づき、日本内地や軍占領地の炭鉱や鉱山などに労働者として動員したことを指していた=注②。

注②外村大「朝鮮人強制連行」(岩波新書、2012年)

PB062470
60年代に実態を調べた在日朝鮮人の研究者が強制連行と呼び=注③=、メディアにも広がった経緯もあり、強制連行は使う人によって定義に幅がある。

注③朴慶植「朝鮮人強制連行の記録」(未来社、1965年)


こうした中、慰安婦の強制連行の定義も、「官憲の職権を発動した『慰安婦狩り』ないし『ひとさらい』的連行」に限定する見解=注④=と、「軍または総督府が選定した業者が、略取、誘拐や人身売買により連行」した場合も含むという考え方=注⑤=が研究者の間で今も対立する状況が続いている。

注④秦郁彦「『慰安婦狩り』証言 検証・第三弾 ドイツの従軍慰安婦問題」「諸君!」1992年9月号
注⑤吉見義明「『河野談話』をどう考えるかーその意義と問題点」「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター編「『慰安婦』バッシングを越えて」(大月書店、2013年)


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