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171021 奪還

Category :
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「奪還」麻生幾 著


「国のために死ねるか」を書いた伊藤祐靖を主人公にした小説である。

北朝鮮の特殊部隊に誘拐され船で連れ去られようとしている女性医師を、日本の特殊訓練された隊員で構成された小隊が嵐の夜、船に侵入し救い出す〜という物語なのだが・・・。

相手が銃の撃鉄を起こしたり、照準を合わせた瞬間に攻撃して倒す、という、専守防衛、正当防衛の範疇での行動なので、敵が味方に攻撃する行動に入ってから反撃するのである。

一人が狙われ、もう一人の隊員が狙っている敵を攻撃する。

結局、隊員より多い敵を倒して女性医師を救い出したのだが、小隊長以外の隊員は全員死亡した。



理由は、先に攻撃できないこと。

誰かが狙われている時、別の隊員が敵の攻撃着手を確認してから攻撃するので相手より数が多くなければ生き残れない。

少ない戦力で専守防衛の思想で守るということは、現実的ではない。

専守防衛なら、相手の2倍以上の戦力が必要だ。ということである。

それでも当方の被害は免れない。

事が起きた時、専守防衛の思想で日本を守れるか。

今の法制度で日本を守れるか。




170910国のために死ねるか



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160926 性選択による脳進化

Category : わがままな脳
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性選択による脳進化


「進化論の祖」であるダーウィン自身も指摘したことだが、人間の進化、特にその脳や知能の進化に「性選択」が相当な重みで関わってきたのはないか。

性選択とは、自然環境から受ける自然選択とは異なった様式の選択で、オスに対するメスの好みや、メスをめぐるオス間の競争などの性的な関係によって起こることがある。
社会関係の複雑さの程度を表すと考えられる「群れの大きさ」が、相対脳重とも大脳新皮質の発達の程度とも有意な正の相関関係を持つことも確認されている。

つまり、より大きな群れを作るサルほど、脳・大脳新皮質がよく発達しているのだ。
脳・知能を発達させた大きな要因の一つが社会関係の複雑さであることは間違いない。
とはいえ、「性競争は脳進化の要因ではない」とも言えない。


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この問題はもっときちんと調べる必要がある。
その方法の一つは、性競争の程度を示す適当な指数を計算して、相対脳重や大脳新皮質の発達の程度との関係を調べることだ。
そうした指数として適当なのは、オスとメスの体格の違い(性的二型)と社会性比である。

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メスに比べてオスの体格が大きいほど、また、オス1頭あたりのメスの数(社会性比)が大きいほど、メスをめぐるオス間の性競争は激しいし、これらの間には正の相関がある(社会性比が大きいほど、オス/メスの体重比が大きい)。


ちなみに、ヒトの場合でも男女で体格差があることは明らかで、その平均的な値から
社会性比を計算すると、ヒトの場合、社会性比は約2になる。
つまり、少なくとも理論上は、男性1人あたりの妻の数は平均して2人が妥当、ということになる。


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霊長類では、メスに対するオスの体格が大きいほど(性的二型の程度が大きいほど)、また、社会性比が大きいほど、より発達した脳と大脳新皮質をもつのである。
多数の霊長類の比較でわかったことが、そのまま人類に通用するとは限らない。
ついでに言えば、性選択には「オスに対するメスの好みによる進化」という形式もある。

性選択がヒトの脳・知能の進化にも働いてきたことが正しいとしても、それには、女性をめぐる男性間の性競争だけではなく、「女性の好み」も相当な重みで関与してきた可能性もあるのだ。
これに関する定量的な研究は現時点では皆無といってよいのだが、いつか証明される時が来ると、密かに予想・期待している。



澤口俊之著 「わがままな脳」より



160924 多妻制も脳進化の原因?

Category : わがままな脳
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多妻制も脳進化の原因?

この世には「それを言ったらおしまいだ」という思いのために、皆わかっているけれど、あえて口にしないようにしている事柄・事実が結構ある。
だが、脳や心の進化を問題にする際には避けて通れない。

人を含めた霊長類の脳進化に「多妻制」が密接に関係しているという話である。


霊長類は食性によって大きく二つのグループ(葉食性と果実食性)に分けられるが、忘れてはならないのは社会構造である。
様々な社会構造があるものの、これも大きく二つに分けることができる。
多妻型と一妻型である。


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多妻型の社会は、比較的少数のオトナオスと比較的多数のオトナメスから形成されている。
つまり、比較的少数のオスが比較的多数のメスと性行動を営む社会で、典型例はハーレム型社会である(1頭のオスが多数のメスと交尾する)。
したがって、オス1頭あたりのメスの数は1より多くて、少なくとも1.2、多いと5かそれ以上といった数になる。


一方の一妻型の社会では、オトナメスは1頭で、オトナオスは1頭かそれ以上いる。
典型例はペア型(オスとメスが1頭ずつ)だが、一妻多夫型の社会を持つサル類も中南米に存在する。


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では、相対脳重はどちらの社会でより大きいのだろうか?
近代社会の人類の多くは一妻型なのだから、当然一妻型の方が大きいと思われるかもしれない。
だが、事実は違っていた。
多妻型社会を持つ霊長類の方が、一妻型の霊長類よりも大きな相対脳重を持っていることが判明したのである。


果実食性の類人猿の中ではテナガザルが一妻型で(一夫一婦)で、チンパンジーやゴリラが多妻型だ。
この2種類のサルを比べてみると、テナガザルの大脳の大きさはチンパンジーの半分しかない。
そして、一見して皺の数や複雑さの程度がチンパンジーよりも少ないことがわかる。
こうした事実から、多妻型社会の霊長類の方が、一妻型の霊長類よりもよく発達した脳・知能を持つことはほぼ疑いない。


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ヒトは一妻型なのだから、このデータはヒトには通用しないのではないかと思われるかもしれない。
しかし、ヒトは実は、基本的には多妻型なのである。
ヒトを含め、多妻型の霊長類の方が一妻型のものに比べて脳も知能もより発達していることは確かなのだ。
では、その要因とはより具体的にはなんだろうか?


多妻型社会と一妻型社会では、社会関係は顕著に違う。
多妻型社会では多数の個体が社会交渉を繰り広げており、一妻型の社会よりも複雑な社会関係を持つ。
多妻型のサルは、順位制や協調行動、互恵的利他主義(他個体を助けることによって、自分も利益を得る行動戦略)、あるいは、追放主義(ある個体をみんなで群れから追い出す行動戦略)などの様々な社会関係を発達させている。


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こうしたことから、多妻型社会に結びついた社会関係ーー順位制や協調行動、互恵的利他主義、追放主義などーーが少なくとも社会的知性に関係する脳領域の進化要因になってきたことはほぼ明らかである。
私たちの脳進化に、多妻制に結びついた社会関係が大きな要因として働いてきた。



澤口俊之著 「わがままな脳」より




120417 日本解放第二期工作要綱

Category : 最終目的は天皇の処刑

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とうとう、ペマ・ギャルポ著「最終目標は天皇の処刑」の資料編「日本解放第二期工作要綱」を残すのみとなった。
どうせここにも書かれていないだろうと、サラーッと目を通すつもりで、A 基本戦略・任務・手段ーを眺めると、そこには紛れもなく捜していた文字が書かれていた。

以下、一部転載

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
資料編「日本解放第二期工作要綱」(各種のテキストを参照し国民新聞に準じたものである)

A 基本戦略・任務・手段

(1)基本戦略
 我が党(中国共産党)の日本解放の当面の基本戦略は、日本が現在保有している国力の全てを、我が党の支配下に置き、我が党の世界解放戦に奉仕せしめることにある。

(2)解放工作組の任務
 日本の平和解放は、下の3段階を経て達成する。
 第1期目標 我が国との国交正常化
 第2期目標 民主連合政府の形成
 第3期目標 日本人民民主共和国の樹立———天皇を戦犯の首魁として処刑
 田中内閣の成立以降の日本解放第2期工作組の任務は、右の第2項、すなわち「民主連合政府の形成」の準備工作を完成することにある。

(3)任務達成の手段
 本工作組の上記の任務は、工作員が個別に対象者に接触して、所定の言動を、その対象者に行わしめることによって達成される。すなわち工作者は最終行動者ではなく、隠れた使嗾者見えざる指揮者であらねばならない。以下に示す要領は、全て対象者になさしめる言動の原則を示すものである。
 本工作の成否は、終始、秘密を保持しうるかどうかに懸かっている。よって、工作員全員の日本入国身分の偽装、並びに工作上の秘密保持方法については、別途に細則を以て指示する。




120410 最終目標は”天皇制の廃止”

Category : 最終目的は天皇の処刑

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ペマ・ギャルポ著「最終目標は天皇の処刑」の第3章最終目標は”天皇制の廃止”ーを読み進め、とうとうこの章を読み終えたのだが、このことに関する記述はなかった。
注意深く読んでいたので読み落とすはずが無いので、ひょっとすると第4章アメリカの思惑、中国の野望ーかと思って読んだがない。
第5章今日本は何をなすべきかーかと読み進めたがここにもなかった。
とうとう、終わりに—まで読んだが触れられていなかった。



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